こんにちは。歯科衛生士ライターのいくちゃんです。
就職や転職時の歯科医院選びはなにを基準に選んでいますか?
私は小さな歯科医院(従業員2名)〜大きな歯科医院(従業員30名)のどちらにも勤めた経験があります。
なので、歯科医院の規模で比べた記事を書いていこうと思います。
今回は大きな歯科医院に勤めた時を思い出して特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
完全に私の主観ですが、歯科医院選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
大きな歯科医院の特徴
最新の技術を学べたり、セミナー等の情報が入りやすい
必然的に歯科衛生士も歯科医師も人数が集まってくるので、色々な情報が得られると思います。
雇われの若い歯科医師だと勉強熱心な方が多く、最新の技術的なことを教えてくれたり
論文(フル英語)を貸してくれたりしました。
衛生士さんも経験が様々なので、気が合えばお互いの知識を共有できます。
今まで知らなかった歯磨剤や歯ブラシを教えてもらったり、「患者さんの心を掴むトーク術」なんかを教えてくれたりして勉強になりました。
あと、セミナーに一緒に参加できたりするのも楽しかったです。
業者さんの出入りも多いので色々なセミナー情報を持ってきてくれるのも特徴だと思います。
福利厚生がしっかりしている
法人化しているところも多く、社保完備で福利厚生がしっかりしているところが多いのがメリットだと思います。
社員旅行や運動会などのイベントがある歯科医院もあります。
ぶっちゃけ、そういうのめんどくさいと思っている方は割といるけど、院長先生の善意で行なっていることが多く、なかなか逃げることはできないかな、、、と思います。
あとは、産休育休手当があるところも増えてきたようで、先日私の友人も産後復帰していました。
また体調が悪い時などは、人数の少ない歯科医院だと代わりがいなくてなにがなんでも出なくてはとなりがちですが、大きな歯科医院では代わりの人がいたり、スタッフ配置に余裕があったりするのでお休みしやすい環境だと思います。
契約書に記載されていることをきっちり守ってくれる歯科医院が多いと思います。
年齢層が若い
福利厚生がしっかりしていたり、先輩歯科歯科衛生士がいるという点から新卒にも人気があるので
比較的年齢層が若い印象です。
また、大きな歯科医院だと夜遅くまで診療しているところがほとんどなので、家庭を持っていない夜まで働ける若い衛生士さんの方が採用されやすいのかな、、、とも思います。
30才で入社したら最年長だったなんてこともありえるそうです。
若い子との会話も上手くやっていけるよーって人は気を使わなくていいし楽かなと思います。
仕事終わりに飲み会が多い
みんな若いっていうのもあって、帰りに飲んで行こうと誘われることが多かったです。
また土日は17時までと平日より早く帰れるので飲み会がよく開催されていました。
強制ではなかったので、子持ちママさんや帰りたい人は帰っていましたが、
やっぱり飲み会に参加している者同士は診療中もなにかと意思疎通が取れて
仕事がやりやすかったな、、、と思いました。
良い意味でも悪い意味でも群(むれ)になる
私は大きな歯科医院に勤めていてイベントや飲み会など診療以外でも楽しいことがあったので、段々と歯科衛生士の勉強をしなくなった記憶があります。
忙しい中でも楽しく、同僚たちと群れていました。
ドクターも若い方が多いのでアシストで多少失敗してしまってもすごく怒られることもなかったです。中には怖い先生もいましたが。
人数が多い分、仕事が分担化します。一人一人が目立たなくなり個人の小さな歯科医院よりもゆるく働けると感じました。(歯科医院によると思いますが)
いくちゃんの考察
私の勝手な考えですが
例えば将来は「若い歯科衛生士を教育するような人になりたい」って考えたら大きな歯科医院組織の中でマネジメントや立ち回り方を学ぶ方が近道だなと思います。
「歯科衛生士として技術をとにかく極めたい」と思っている人は個人の少人数精鋭の歯科医院で働いてみたほうが成長に繋がるとも感じました。