こんにちは。歯科衛生士からweb業界に転職したいくちゃんです。
今回は転職をするにあたり、 歯科医院ではなく企業を選択した理由について書いていきたいと思います。
ちなみに企業の中でも「WEB業界に絞った理由」について知りたい方はこちらをどうぞ↓
転職時の経歴
当時の私は
百貨店勤務→夜間歯科衛生士専門学校→歯科医院
というキャリアを歩んでいました。
社会人(百貨店販売員・事務職)から歯科衛生士になったので企業で働くということに対してイメージは付いていました。
左利きだから?スケーリング作業が苦痛
スケーリングやプロービングなどの作業がとにかく苦手でした。
もともと不器用ということもありましたが、さらに私は左利きだったのでとにかくすべての作業を右で行うよう指導をされていました。
でも咄嗟に出るのはいつも左手。注意されて治るようなものではありませんでした。
また右で行うハンドスケーラーや動かし方は何度練習してもぎこちなく、苦痛でした。

手がうまく動かなくて人一倍大変だと思ったわ
色々な人と仕事をする
私が勤めていた歯科医院は 小規模で毎日同じメンバーが出勤し、みんな同じ日に休む 歯科医院でした。
仲が悪いわけではありませんでしたが、毎日同じところで同じメンバーと同じような会話をして仕事をするということに慣れ、つまらなさを感じてしまいました。
また仕事が慣れ始めてからは、そのような息苦しさを解放するために歯科以外の人と飲み会や遊びに行くことが増えました。
特に
・アパレルメーカーでナース服デザイナーをしている看護士さん
・栄養士で食事の写真を撮っている写真家さん
と知り合ったことが 歯科医院だけが働く場所ではないと感じた大きなきっかけです。
その頃、出入りする業者さんの中には歯科衛生士の資格を持っている人が何人かいました。
私も歯科医院以外でも働けそう、色々チャレンジしてみたいと思い始めたのでした。

歯科以外の人と会ったから視野が広がったのね
雇用契約がしっかり守られている
以前の記事でも書きましたが、私は新卒で勤務した歯科医院で雇用契約書と全然違う激安給料で仕事をしていました。
他にも
・社保完備と書いてあったのに実際は国保加入
・有休消化が一切取れない
・何年働いても退職金がない
・育休産休実績ないため、妊娠したら実質退職
・昇給やボーナスが契約書内容と違う
など、歯科医院では従業員に対して雇用契約が守られていなかったり、労働基準法を違反しているところが多いと感じました。
当たり前のように守られていなくて、そのことを指摘したり、伝えると
「経営が苦しいからまた今度」と濁されたり
「そんなにお金が欲しいのか」と逆ギレされたり、
中には退職させられたりしてきた人をたくさん見てきました。
そんな歯科医院ばかりではないとはわかっていますが、やっぱり多いのは事実。
スタッフを大切にしているとは思えない歯科医院経営者の人たちを見てきて、尊敬することができず旅立ちたいと思っていました。

お金のこと生活のことを考え、企業に行こうと思ったの
育休・産休のある企業で働きたい
私が企業で働きたいと思った時期は、そろそろ結婚をするというころでした。
なので育休産休が当たり前に取れる環境に身を置きたいと思っていました。
育休産休の面でも個人歯科医院よりも企業の方がしっかりしている、と思ったのです。
時短勤務でも働けるところに行こうと思いました。
歯科医院の中には育休産休もしっかり取れて時短勤務もできるところもあるかもしれません。
そういった歯科医院は人気で空きはもちろん少なく、その当時の私には見つけることができませんでした。
なので私は企業へ行くという選択肢を選びました。

この時、少し先のことを考えて行動をしてよかったなと今でも思います。