「好き」を仕事にするのに、遅すぎるなんてことはない。30歳で転職、結果大満足!

こんにちは。DHchangeライターのミホです。今回私たちDHchangeは、歯科医院での歯科衛生士や歯科衛生士学校の教員を経験されたのち、現在はフローリストとして活躍されているリベコさんにお話を伺いました。

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お名前:リベコさん(36)ご本人Twitterはこちら
現在のお仕事:フローリスト
職歴:一般歯科医院に6年間歯科衛生士として勤務後、歯科衛生士学校の教職員に転職、3年間勤務。その後再び歯科衛生士として歯科医院に1年間勤め、現在はフローリストに転職し7年が経つ。
目次

歯科衛生士としての待遇の違いに愕然としたのが転職のきっかけ

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フローリストとは?
花屋。または草花栽培家、フラワーデザイナーのこと。
参考 コトバンク

臨床の歯科衛生士から歯科衛生士学校の教員、その後再び臨床に復帰されたリベコさん。その結果、歯科にはゆかりのないフローリストに転職されています。歯科衛生士を育てる側も経験され間違いなくベテラン歯科衛生士であった彼女が、歯科からの転職を考えた経緯を伺いました。

ミホ:歯科衛生士という仕事を辞めようと思ったのはいつごろですか?

リベコさん:歯科衛生士として臨床に出て、6年目くらいですね。東京都内の歯科医院で働いた後、地元の歯科医院に転職したときに待遇の違いに驚きました。それがきっかけで、臨床の歯科衛生士からの転職を考えましたね。

ミホ:そうだったんですね。いまの仕事を選ぶときに重視したことはありますか?

リベコさんやりたい仕事で、自分らしく働けるかどうかを重視していました。

ミホ:なるほど。いまのお仕事はどうやって見つけられたんですか?

リベコさん:いまの職場のホームページで見つけました。

ミホ:フローリストというお仕事以外に、検討していたお仕事はありますか?

リベコさん事務職を考えていましたね。

歯科衛生士という仕事を活かした転職

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ミホ:歯科衛生士としては計7年、歯科衛生士を育てる側は3年。およそ10年間歯科に関わっていたわけですが、その経験はいまの仕事に活きていますか?

リベコさん:歯科医院での臨床経験や歯科の知識は活かされていません。しかし医療職で身についた人との話し方マナーなど、接遇はいまの仕事(接客)にも活きていますね

フローリスト・リベコさんの1日のスケジュール(例)
8:30 出勤
・開店準備
・市場から来た花を水あげし、店頭にディスプレイする
10:00 開店
・接客
・レジ
・ギフト作製など
13〜14時 お昼休憩
16:30 退勤

ミホ:フローリストとして働く中で、やりがいを感じるときはありますか?

リベコさん:もちろんあります。花屋は結婚お誕生日など、人の節目に立ち会えるお仕事です。その方1人1人の思いを形にして、喜んでもらえたときにやりがいを感じます。

ミホ:素敵なお仕事ですね。逆にフローリストとして働く中で、つらいと感じるときはありますか?

リベコさん:あります。いまは子供を保育園に預けた上で、時短勤務をしていますが、急な体調不良のときなどスタッフに迷惑をかけてしまうときがつらいです。そのときは仕事をやめた方がいいのかな・・・と悩むこともあります。

転職して良かった!勇気を出したからこそ広がった世界

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キャリアを確実に積んでいた歯科衛生士から、ゆかりのない業界への転職を決意されたリベコさん。当時の不安や、今後について伺いました。

ミホ:キャリアも長く、安定職である歯科衛生士から転職するのに不安は感じませんでしたか?

リベコさん:不安はありませんでしたね。歯科衛生士という仕事は国家資格であり、全国どこでも、いつでも働くことができます。そのため転職しても、また歯科衛生士として働くことができ、自信を持って転職することができました

それから私は、歯科衛生士という仕事が安定であるとはあまり思わなかったんです。というのも、当時勤務していた歯科医院では昇給などがありませんでした。それに対していまの仕事は、福利厚生がしっかりしているし、育休も取りやすい。加えて年に何度か社内試験があり、自分の実力・努力次第で給与が上がっていきます。そういった点でもいまの仕事は魅力的でした。

ミホ:そうなんですね。これから学びたいことはありますか?

リベコさん:フローリストとして活動する上で、花仕事の技術を上げていきたいです。

ミホ:その他5年後のプランや、今後挑戦したいことなどはありますか?

リベコさん:いつか自分のサロンを持って花仕事をしたいです!また、パリへ花修行へ行きたいです!

ミホ:素敵な目標ですね!では最後に、歯科衛生士からの転職を考えている方にメッセージをお願いします。

リベコさん:私が歯科からフローリストへ転職したのは、30歳のときです。当時は年齢的な不安がありましたが、転職した結果、いまの生活にとても満足しています

自分の好きなこと・自分がやりたいことを仕事にするのに、「遅すぎる」なんてことはないはずです!みなさんも新しい世界に出会えることを願っています。

歯科業界を10年経験され、30歳で踏み出したフローリストという道。転職を考えたとき、年齢がひっかかって踏み出せずにいる方は多いと思います。年齢に悩みながらも勇気を出して転職したリベコさんは、いまの働き方にとても満足されているようです。

自分の本当に好きなこと・やりたいことを仕事にしているからこそ、「自分の店を持つこと」「パリへ花修行に行くこと」など明確な目標を持って働けているリベコさん。私もどうせ働くなら彼女のように、目標を持って生き生きと働きたいと改めて考えさせられました。リベコさん、今回は本当にありがとうございました!

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